とことんカットの小西ナオトです
このサイトを見ていただきありがとうございます
ショートグラデーションカットの詳細を書いていきたいと思います
最後までよろしくお願いします。
ブロッキング
初めにブロッキンですが、営業中ブロッキングを細かく取る時と、そうでないときがあります。
今回はそうでないときでした。
お客様は前回もショートグラデーションをされていて、前回のベースを利用しカットしたので簡単にブロッキングで終わっています。
初めにボリュームの位置などを見やすくするためにイヤツイヤーで毛髪を分けています。
後頭部のシルエットの確認ははじめに把握しておきましょう
カット
前回オーソドックスなショートグラデーションでしたが、3か月たちボリューム位置やおさまり、お客様の感想をカウンセリングでしっかり把握します。
今回は前回のダメな部分があったので、襟足はツーブロック(ツーセクション)の構成を考えカットしました。
なぜ?っておもいますよね。
まず前回は、襟足をキレイにグラデーションでカットしましたが、お客様は毛が細く多い、乾かすとすごくボリュームが出てしまいかなり髪をセニングで減らす形を取りました。
そうしたら伸びてくるとき、軽くした部分が毛先のほうが多かったせいで、全体に伸びてきて根本は多く思い、毛先はスカスカな状態で収まらない。2か月は大丈夫だったそうでも、3か月目はまとまらないというか、バランスが悪くなり気になりだしたようでした。
今回そこを直すため、襟足をレイヤー頭皮に対し90度で引き出しなるべく後頭部の髪を短くなるようにカットしました。襟足の長さはバランスを見て長さ設定し、あとはそこにつないでいくだけのカットです。
一度カットした後はボリュームの位置を確認するために、ドライをし重たい箇所を取り除いていきます。
そうすることで次のトップのバランスがイメージしやすくなりカットがスムーズです。
髪が多い方はこの方法でカットすることが多く、よくお客様に喜んでいただける思考です。
ウエットで襟足をカットしている動画です。
髪を乾かした後は、おさまりを確認し、根本から減らしたり毛先だけに抑えたりなどお客様に合わせて毛量の調節はおこなっていきましょう。してはダメなことは全体に髪が多く根本が立ち上がりやすいお客様に襟足を減らしすぎるとトップの髪をかぶせてもつながらない場合があります。
一度へらしてしまうと増やすことができません、なので慎重に減らしボリュームの位置作っていきましょう
サイドの形は前下がりがよければそのように、この時平行がよければ平行にカットしていけば2パターンカットできます、考え方でいろいろなスタイルに使える工程ですいろいろヘアスタイルを楽しんでください。
最後の毛量調節をしていきます。
この最終段階では、下の量感とのつながりを意識しながら行っていくのと、家での再現を考えながら作りこんでください。
この作りこみがヘアスタイルを作っていくうえで楽しい部分です、お客様のライフスタイルをイメージしながらこんな時はこうなって、あんなときはこうなる!って説明しながらカットしていくだけでもお客様の信頼関係が築けるし、お客様からの思いが変わってきます。
指名にもつながりやすくなるとおもいますので、少しのことですがこのようなことの積み重ねを意識し営業やレッスンに向かってください。
すごくおしゃれなヘアスタイルを作るのはいいことですが、お客様の立場になりカットしていくほうがず~~~とのお客様になってくれることでしょう。
まとめ
今回は動画に対し自分の思いを書いていきましたが、どうでしたか?
動画だけではすべては伝わりにくいと感じ今回はこんな風にしてみました。まだまだ伝えた部分があります今後もつづけていきますので動画やブログをチェックしてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
とことんカット 小西ナオト