シザーとコームの持ち方

アウトサイドの持ち方

アウトサイドの持ち方

 

はい!今回はシザー(ハサミ)とコーム(くし)の持ち方を書いていきます。 前に書いたパネルの持ち方などと一緒に読んでいただけるとスキルアップになると思います。
なぜ持ち方などを書くのか疑問かもしれません、ですが大体の美容師さんがシザーの待ち方できていない方が多いです。 別にダメ!ではないですよ、持ち方なんかなんでもいいやん!って思う人もいると思う、でもそこを直した方がもっと技術がきれくなり効率よくできます。 シザーが不安定だと〜〜〜〜って前に書きかしたが持ち方をきちんとしていけばプラスで安定します。 これからシザーを持つ人や、もう一度見直そうかな?って思っている方は参考にしていただけると嬉しいです。

シザーの持ち方って!

ではシザーはどう持つのがいいのか??の前に持ち方は2種類あります。(なに!そんなのキイテナイヨ〜〜)
アウトサイドカットの持ち方/インサイドカットの持ち方
シザーを持つときリングに薬指を入れる方の刃を静刃(せいば:動かしてないけない刃)リングに親指を入れる刃を動刃(どうば:動かす刃)この動刃が動く方で呼び名が変わってきます。
2種類は場面により使いわけ施術しますので2種類の持ち方を練習していきましょう。

アウトサイドカットの持ちかた

 

このように持つのがアウトサイドカットの持ち方になります。 持ち方のコツとしては2つあります。
その1:調節ネジの部分を人差し指の付け根の方へ近づけることです、近づけるとシザーのホールド感が上がります。最初はやりにくいと思いますが、意識し付け根から離れすぎないように練習してください。
その2:親指はリングの中に入れすぎない。入れすぎると開閉(ハサミを開いたり閉じたりする動き)がやりにくいです。
しっかり練習してください、上に書いた2つのコツは意識しないとできません、ちょくちょく確認してみてください。 きっと  あ!ってなるときありますよ。

インサイドカットの持ちかた

このように持つのがインサイドカットの持ちかたになります。持ちかたのコツとしては3つあります。
その1:シザーを人差し指、中指、薬指の第一関節ぐらいでシザーを包み込むように持つ。 写真では人差し指がネジの部分にありますがこのように持つ場合もあります。
その2:親指はリングの中に入れすぎない。入れすぎると開閉(ハサミを開いたり閉じたりする動き)がやりにくいです。
その3:手首の力を抜く
手首の力を抜くと開閉もしやすくなりますし、色々な角度に傾けても疲れませんよ。 ストロークカットや、スライドカットなどインサイドカットの持ちかたから色々幅が広がります。ぜひ練習をしてください。

コームの持ちかた

次はコームの持ちかたについて書きます。
コームはどのように持っていますか?
カットできればどのように持っていても大丈夫だと思いますが、それは熟練した方だからできることだと思います。
慣れないと髪をクシでとかすのにもバラつきが出てしまい同じパネル(カットしようとする毛髪の束)が取れません。
なので一見何でも良さそうなものが本来しっかり覚えないといけないと思います。

コームの持ちかたは下のようになります。

図のようにコームを持ってもらいます。(図1〜図4:コームの動かしかたで指先でクイックイッてしている図です。)
コームの先が人/練習用ウィッグの方へ向けた場合、コームの上に人差し指、中指、薬指がのりコームの下に親指、小指でコームを支えます。
このようにコームを持つ意識をしてください。

髪をとかしつける時に少しコツがあります、それは手首をなるべく固定(回さない)です。
この持ちかたであればそこまで回しすぎないと思いますが手首を回してしまうとパネル自体をしゃくってしまうので綺麗なパネルが取れません。
*パネルのシェープの仕方です参考にしてください。、、パネルシェープのおすすめ方法
指先でコームを持ち、指先で相手を呼びような仕草(クイッ、クイッ)で根元の髪にコームを入れていきます。 根元にコームを入れたらパネルに対しコームの先が直角になるようにコームを固定し、表面の髪を整えるように毛先の方へシェープ(クシで毛髪を形整える)します。
すごく言葉では伝えられない部分が多いですが、本当このままです。また時間があれば動画も撮っておきます。

このようにシザーの持ちかた、コームの持ちかたを参考にしていただくとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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