アレンジワンレングスをご覧になっていただきありがとうございます。アレンジにもいろいろありますが、今回は前下がりのスタイルについてかいていきます。 最後までよろしくお願いします。
ブロッキング
まずはブロッキングです。
- センターライン
- テンプルライン
- イヤツーイヤライン
- バックセンターラインから左右に2〜3センチのライン
ブロッキングをしっかりとって下さい、ブロッキングのラインがずれてしまうとカットラインもきれくないです。 しっかりと時間をかけてキレイにとりましょう。
バックセンターからカットしよう
バックセンターから進みます。
パネルの幅は1センチ、自然にパネルが落ちる位置でまっすぐにときおろします。
前下がりラインをイメージし、第一パネルの長さを決めスライスと平行にカットします。
第2パネルからも、自然に落ちるいちでまっすぐにときおろし、第1パネルのガイド(カットした切り口)の長さでカットしていく。
3、4、5、6、7、も同じようにカットします。
バックサイドをカットしよう
バックサイドはバックセンターのガイド(カット切り口)の延長線上でカットします。
カットする時の身体の位置に気をつける。
バックセンタ−のガイド延長線(赤い点線)になるようにパネルを傾けて(よせる)カットします。
この傾ける(よせる)ことでサイドに向かってカットラインが長くなり前下がりのシルエットを作る事ができます。
第2パネル〜も第1パネルのガイド(バックサイドの第1パネルの切り口)があう位置でカットする。
ネープラインのパネルも同じようにカットしていく。
テンプルライン下のカット終了後
バックセンター、バックサイドをテンプルまでカット終了後、テンプルから上をカットしていきます。1,5~2センチ幅でスライスをとり、テンションをかけないように自然に落ちる位置でシェープ(くしで形をととのえる)し、ガイド(ネープより下でカットした切り口)にあわせてカットします。
トップに向かいカットしていきますが、シェープでパネルへのテンションやパネルの角度(自然に落ちる位置)、パネルの方向(まっすぐ)を意識しガイドにあわせてトップ迄進んで下さい。
サイドをカットしよう
バックをカット終了後サイドからみるとカットラインが前下がりになっています。そのガイドの延長でサイドをカットします。サイドのパネルは1センチ幅で自然に落ちる位置でテンションをかけずにまっすぐシェープ(形を整える)。 前下がりのラインをイメージし、バックのカットライン延長でカットします。
第2パネル〜も同じようにスライスを取り、パネルへのテンション、パネルの角度、パネルの方向を注意し、第1パネルのガイドにあわせカットします。
トップ迄同じようにスライスを取りテンション、角度、方向に注意し進んでいきます。
*フロントを作るのであればブロッキンング時でブロッキングして下さい。
フロントカットをしよう
フロントカットはまっすぐに引き出し、目的の長さでカットします。
スライスの幅は1センチ、生え際の癖などが強い場合がありますので、あまりテンションをかけないように注意しながらカットしていきます。
1番をカット後2番にすすみます。1、2の切り口をあわせガイドラインをつくります。後はこのガイドライン上で上迄カットします。
全体図
どうだったでしょうか、理解していただけたでしょうか?
注意する項目を頭にしっかりと浮かべ1つ1つ進んで下さい。
- スライス(1センチ)
- パネルの角度=自然に落ちる位置
- パネルの方向=まっすぐ
- 切り口=スライスに平行
この項目をしっかり覚えましょう。